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伝説の騎手2  

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今週日曜日・29日は、中央競馬の最高峰とも言われる「日本ダービー」が東京競馬場で行われます。

今年のダービーは、2008年に産まれたおよそ8000頭のナンバー1を決めるレースで、

競馬に携わる全ての方が目標としています。

そのレースを、かつて八戸出身で「幻の天才」と呼ばれた騎手が制していました。

その名前は、前田長吉(まえだ・ちょうきち)。


以前の記述にもありますが、

1943年、弱冠20歳3ヶ月の若武者が、

「最強の牝馬」ことクリフジで優勝したのです。

ですが、その後の前田長吉を悲惨な“戦争”という運命が待ち受けていました。

ダービーに勝った翌年に戦争に参加することになり、2年後、遠いシベリアの地で命を落としたのです。

そこから長いときを経て、2006年、

戦没者の遺骨のDNA鑑定で長吉のものと判明した遺骨が八戸の遺族の元に返還され、

当時は大きなニュースになりました。

2007年にウオッカがクリフジ以来、64年ぶりに牝馬のダービー馬になったときや、

2009年に当時19歳の三浦皇成騎手がダービー初騎乗したとき、

今でも何度となく長吉騎手にスポットが当たっています。

長吉のおいである前田喜代治さんは、長吉の功績、そして戦争の悲惨さを

多くの方に伝え続けています。

先日、長吉の偉大さや新たに分かった様々なエピソードをまとめた

「消えた天才騎手」(白夜書房)が発売されました。

競馬ファンのみならずとも、ご覧頂きたい1冊です。


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喜代治さんが経営する八戸市根城・友好カイロプラクティックセンターには、

待合室のとなりに長吉の新聞記事やパネルを展示したメモリアルルームが設置されています。

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